茅ヶ崎ビールが実践する新たな取り組みのご紹介

ローカルファーストの世代間食育交流

「ローカルファーストの世代間食育交流」とは、地域経済循環と新人教育を融合した新たな取り組みになります。

茅ヶ崎ビール代表の岩瀬望美です。

当社では、地域経済の循環と次世代育成を柱とした新たな取り組みを進めています。

特に新卒新人教育においては、代表である私自身が全てを教えることはもとより、「地域経済循環」の考えに基づき、地域の諸先輩方や仲間たちの力を借りて新人教育の仕組みつくりに取り組みました。

これは、新人が地域社会と深くコミットし、多角的な視点を持つプロフェッショナルとして成長することを期待してのものです。

この教育の一環として、新入社員は世代間交流を目的としたイベントを企画・実行しました。 彼らは事前に地域の農家さんを訪問し、仕事への理解を深めるとともに、実際に農作業を手伝わせていただくなど、地域との密な連携(コミット)を実践。座学だけではない、生きた学びを得ています。

【イベント実施報告】
そして先日10月18日、新卒新入社員が中心となり、地域の子どもたちを対象とした食育イベント 「ローカルファーストの世代間食育交流 ↗️」を開催しました。

  • テーマ: 地域の循環、食育、農業体験、調理体験
  • 参加者: 9名の近隣の子どもたちとその保護者の方々
  • 場所: 茅ヶ崎ビール1階屋外スペース
  • 新入社員が、事前に訪問し仕入れた、萩園の高久さんのBtoB農園をはじめとする近隣農家さんで収穫された新鮮な野菜をふんだんに使用したカレーの調理体験を実際に子供用の包丁を使い実施しました。
  • 炊飯器とハンゴウを使い分けながらご飯を炊く体験も取り入れ、子どもたちに「食」への興味を深めてもらいました。
  • 今回は、農園への移動手段の制約から、残念ながら子どもたち自身による収穫体験はできませんでしたが、新入社員が事前に農家さんからヒアリングした情報を共有し、食の背景を伝えました。

【地域経済循環の仕組み】
このイベントでは、参加費として子どもたちから500円程度をいただき、その対価を仕入れ代として農家さんへ支払うという、小さな地域経済を循環させる仕組みを構築・実践しました。これは、食べ物に「対価」を払うことの重要性を子どもたちに伝えるとともに、地域農業への貢献を具体化する試みです。

【協力】
本イベントはタウンニュースの船山編集長、チェルシーヘア高久代表、茅ヶ崎農家さんにもご協力いただき、地域のメディアにも注目していただきました。

【今後の展望】
茅ヶ崎ビールは、これからも「ビール造り」という事業を通じて、地域資源を活かした循環を生み出し、新人の育成とともに、地域の未来を担う子どもたちへの食育・環境教育にも積極的に取り組んでまいります。この小さな循環が、持続可能な地域社会の実現に繋がることを願っています。

第1回ローカルファースト世代間食育交流会

6歳から11歳までのお子さまとその保護者の方々と、地元の農家さんの畑や、ちがさき牛の飼育の様子を見学し、採れたての野菜を使ったカレー作りを通して、「ローカルファーストとは何か」について子供たちに知ってもらう会が開催されました。

そのときに、使用された説明資料をご紹介

 子ども向け ローカルファーストとは?  

下記は、交流会の報告書になります。子ども達の当日の様子や感想を見ることができます。

2025.10.31に掲載された記事

「ローカルファースト世代間食育交流会」がタウンニュースで紹介されています。

茅ヶ崎ビール ローカルファーストを実践 

2025.11.6に掲載された記事

「ローカルファースト世代間食育交流会」がタウンニュースで紹介されています。

茅ヶ崎ビールが育む「ローカルファーストの食育交流」

実際に使用された畑の野菜や子ども達が作成した料理

食育交流会レポート

❖ 募集時の内容 ❖

食育交流会